オノオレカンバの魅力 |
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オノオレカンバ(Ono-ore-kanba) 斧折樺 Betula schmidtii Regel
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・道管の管孔はやや大きく多数存在しているが、中には数個が半径方向に接合してあらわれるものもある。柔細胞は年輪界のものは顕著であるが、その他に接線状の細胞としても木口面にみられる。放射組織の断面は板目面で認められる程度のものであるが、柾目面には顕著にあらわれる。 |
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オノオレカンバは、標高500M以上の山肌に根を張り、1ミリ幹が太くなるのに3年かかるという非常に堅い木です。この堅さゆえ、斧折れ(おのおれ)の名があります。 オノオレカンバは、自然林の中でも数が少なく、また成長が遅いため、植林もほとんどされず、貴重な木の一つとされています。 昔は馬そりなどに。今日では、珠算玉や楽器(木琴)などに用いられています。 |
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堅い木だからこそ曲線が多く、しかも、シャープなデザインが可能になりました。 |